空き家問題コラム
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空き家問題相続について考える

空き家は相続前に話し合う

もし相続が発生すると実家が空き家になる場合、基本的には子から話を切りだしたほうが、コミュニケーションがうまくいくようです。実家は親の代で築かれた資産かもしれませんが、だとしても相続する子孫を含めた一族全体の資産です。資産を受け継ぎ有効に活用していくことは、親にとっても望ましく、受け継ぐ側がきちんと意思表示していくことが、相続問題を前向きに解決させるでしょう。

相続の話はなかなか生前にできるものではありませんが、家族の絆が深めるためにも、生前からコミュニケーションを取っておくべきです。親にとって子が成長した姿を見るのは嬉しく、実家をどうするか親子で話し合うことが、より一層絆を深めるきっかけとなります。また、子にとっても大人として立派に成長した姿を親に見せるチャンスにもなります。親が亡くなってから遺族で話し合うのではなく、親が元気で話し合いができるうちに、実家についても話しておいたほうが良いです。

家族全員で話し合う

実家を一族の資産として考えると、実家をどうするかは、家族全員が関係してくる大きな話だということに気付かないでしょうか。相続人が1人だけならまだしも、他にも家族がいるほど参加する人は多くなります。親の意向は尊重されるべきですが、親の意向だけで全てが解決するものではありません。

普通は法定相続人が配偶者と子です。しかし、場合によっては孫、父母(祖父母)、兄弟姉妹といった、日常生活を共にしていない家族・親族が関係してきますし、全員が納得できるように考えることが大切です。実家が親の名義だとしても、親の親から相続されたものであれば、親の兄弟姉妹である叔父叔母にも、実家に何らかの想いがあってしかるべきです。

また、たとえ親が自ら手に入れた家だとしても、本当の意味では自分の力だけで手に入れたのではなく、親の家族からサポートを受けていたり、社会から何らかの恩恵を受けていたりするのかもしれません。このように広い視点で考えてみると、親の資産は一族の資産でもあり社会全体の資産でもあって、共有物として資産を認識する必要があります。このような考え方ができれば、空き家も徐々に減っていくと思われます。

話し合いのきっかけとなる家系図

よほど歴史のある家に生れなければ、家系図がある人は少数派です。実家について話し合う際には、家系図を作ってみることをおすすめします。現在生きている世代は知っていても、遡ると祖父母の代くらいまでしか知らない人が多く、祖父母の兄弟ともなれば、知らない人のほうが多いのではないでしょうか。

もちろん、家系図が目的なのではなく、実家について親子が話し合うきっかけとして、一族の繋がりを確認できる家系図は有効だということです。一族における自分の位置を確認できるだけではなく、歴史を辿ることは、相続や実家について良い意味で話し合いやすくなります。知っている親戚を書き並べ、親戚に聞いてさらに親戚を加え広げていくと、新しい発見が出てくることもあるので、ぜひ試してみましょう。

また、家系図は無駄にならずに受け継がれていくべき資料ですし、法事やお祝いを忘れないための記録になり、亡き先祖を思い浮かべる利点もあります。

家系図を作っておきたい理由は他にもあり、それは自治体における戸籍の保存期間です。2010年に改正された戸籍法では、除籍簿の保存期間を150年間とされていますが、それまでは80年間でした。除籍簿とは戸籍に記載された人が亡くなるか、結婚して戸籍から出ていって、誰もいなくなった戸籍のことです。

家系図を作成していく上では、古い戸籍(除籍された戸籍)が不可欠ですが、2010年の時点では、1930年以前の除籍簿が廃棄できることになっていたのです。古い戸籍の管理・保存は自治体にとって負担が大きく、市町村合併などで廃棄できる戸籍は失われた可能性があります。入手できる古い戸籍は1886年の「明治19年式戸籍」と呼ばれるものですが、150年後の2036年には、「明治19年式戸籍」も廃棄の対象になって、失われていくかもしれません。

話が脱線しましたが、実家が空き家になっても個人の問題とせず、家族・親族や社会の問題として捉えることができると、新たな発見が得られるのではないかということです。親が京都に住んでいて、将来的に空き家になりそうな場合は、今までの系譜も振り返りながら、家族で相談されてはいかがでしょうか。

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